朝起きたら首が痛い…
そんな事はありませんか?
この症状。首が弱い人や首を痛めた人に多く見られるんですが、湿布貼ったり、ストレッチしたり、入浴、マッサージなど色々と試したのに改善しない。
そんな時は、もしかしたら枕の高さが合ってないのが原因かも知れません。
いくら湿布やストレッチ、入浴、マッサージなどで症状を改善したとしても、枕が合っていないと努力が台無しになる事があります。
何と言っても一日の三分の一は寝ているわけですからね。
特に、枕の高さ調整が上手くいっていないと、首に負担がかかって、
いつまでも「首が痛くて眠れない」なんて事にもなりかねないんですよ。
じゃあ、どうやって枕の高さを調整すればいいのか。
首痛用まくら開発者の視点から、枕の高さ調整方法やその他の留意点について紹介したいと思います。
Contents
■寝起きに首が痛いのは体や症状に枕が合っていないため
「寝起きに首が痛い」といっても原因は様々ですよね。
例えば、
- むち打ち(頚椎捻挫)
- ストレートネック(スマホ首)
- 頚椎症
- 頚椎椎間板ヘルニア
など、病院や整体院で治療を受けた方が良いものから、「首こり・肩こり」の様に首や肩に負担がかかったために筋肉が緊張しきってしまったものまで色々あります。
いずれにしても、枕という視点から見て問題なのは、
体や症状に枕が合っていない
という点です。
■体や症状に合わせて枕の高さを微調整しましょう
特に枕の高さは「首にかかる負担」に直結しますので、まずは枕の高さを微調整してみて下さい。
といっても、やることは簡単です。
枕の下にタオルを敷く
たったこれだけ。
あとは体や症状に合うように、タオルを2重、3重に折り畳んでみたり、タオルの枚数を増やしたりして上手く調整してみて下さい。
僕が首を痛めた時は、これだけで寝起きの状態がかなり改善されましたよ。
■枕の高さ調整用シートってどうなの?
枕にも、
- ストレートネック枕
- 頚椎保護枕
といった首痛用の枕もあれば、
- 低反発枕
- 高反発枕
- 美容枕
といった堅さや機能性をうたったものまで様々ですが、これらの枕の中には「高さ調整用シート」も併売されてるものがありますよね。
枕の高さを調整しましょうと聞くと、「枕の高さ調整用シートってどうなの?」と思われるかもしれません。
もちろん、体や症状に合った高さになるなら「高さ調整用シート」を使うのは全然ありです。
ただ、この「高さ調整用シート」ですが、シートの厚みは一番薄いものでも 5mm 程度。
5mmと聞くと随分薄いと感じるかもしれませんが、タオルの厚みは約2mm程度です。
なので、高さ調整用シートとタオルでは「枕の高さの細かい微調整」という観点ではタオルの方に軍配があがりますよね。
(家にあるタオルを使えば、お金もかかりませんし)
■可能なら厚みが無い枕を使って高くしていくのが理想
枕の高さを調整する観点でいうと、もう一つ課題があります。
それが、高さ調整用シートやタオルを使っても、
枕の高さは上げる事はできても、下げることはできない
という点。
なので、もしお使いの枕が中材を減らせるタイプなら、
- 寝心地を損ねない程度になるべく中材を減らした状態にしておく
- そこからタオルなどを使って高さ調節を始める
のが一番高さ調整しやすいのでオススメです。
可能なら厚みが無い枕を使って高くしていくのが理想なんですけどね。
あ、お使いの枕が中材を減らせないタイプの場合は、残念ですが。。。
■高さより首の圧迫が原因の場合もある
ここまで紹介してきた高さ調節で、ある程度の状態は緩和出来ると思いますが、枕で「首にかかる負担」にはもう一つあります。
それが、
枕による首の圧迫
です。
首を痛めた経験のある人なら分かると思うのですが、枕が首の後ろを押し上げて圧迫すると、かなりの痛みを感じます。
寝ている間中、首はこの圧迫を受けますので、寝起きに首が痛いという場合は、枕からの圧迫が原因ということもあるんです。
特に硬めの素材でできた枕や反発力の高い枕では、圧迫の度合いが高くなりますので、首の圧迫を意識してみると良いかもしれません。
■首が痛い時には、一番低いポジションから高さを微調整出来る枕が理想
以上をまとめると、
- 寝起きに首が痛いのは体や症状に枕が合っていないため。体や症状に合わせて枕の高さを微調整しましょう。
- 枕の高さは低くできないので、可能なら厚みが無い枕を使って高くしていくのが理想です。
- 枕による首の圧迫にも留意しておきましょう。
の3点です。
要は、
- なるべく厚みが無い
- 首を圧迫しない形状
の2つの条件を満たした枕を使って、タオルなどで高さ調節していけば、きっと寝起きスッキリな理想の枕としてお使い頂けるハズですよ。
■2つの条件を満たす枕がラクマックス
ちなみに僕が開発・販売しているラクマックスは、もちろん、
- 中央部を5mmと極限まで低くしている
- Ωオメガ型の首を圧迫しない形状
なので、前述の2つの条件は完全にクリアしてますよ。
高さを調整したりして色々と工夫をしてみたけどシックリこない、あるいは中材を減らせないタイプの枕を使っているという場合は、ラクマックスを一度試してみてはいかがでしょう?